家計簿オンチの妻が金融プロの夫にきく医療保険

給付日数制限があるわけ

医療保険の入院給付金って、何日型っていうけれど、ガン保険とか、三大疾病特約ではその制限がないものがあるのはどうして?

医療保険では入院給付金の支払い日数は700日、1000日などの制限があるけれど、がん保険では給付日数は普通無制限。
この2つの違いの理由のひとつは、「モラルハザード」なんだよ。

前にも言ったけれど、モラルハザードで多いのは、医療特約や医療保険の入院給付金の請求なの。
わざと怪我をしたり、入院証明書を改ざんしたりして、入院給付金を請求する、ってやつね。
しかし、給付金がほしいから、といってがんにかかる人はいないでしょ、というか、
そもそも、故意にがんになることは不可能だから。
暴力団などが医者を脅してうその診断書を書かせれば別だけれど・・・それだと結構本格的に「犯罪」になるし。
つまり、がん保険の加入者で給付金請求をする人は、本当にがんにかかっている=
モラルハザードである可能性は非常に少ない、
と考えられることになるよね。

それから、ちょっと言いにくいけれど、生存率の問題。
がんの手術や治療のために請求をする方の何割かは、数年以内に亡くなる。
だから、給付日数に制限を設けなくてもよい、という面もあるのね。

それに対して医療保険はモラルハザードの可能性ががん保険よりもずっと高くなります。
わざと自分の足を折ったりする人もいるし、
極端なケースでは、ずっと温泉病院で療養している、ということにして
2年、3年入院することもできちゃうし、そういうケースが実際にあった。だから一般医療保険で給付日数を無制限にするのはリスクが高いんだよね。
だから、通常医療保険には給付日数制限が設けてあるんだ。

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